EF57 1

 私が旧型電気機関車に興味を持ったのは余りにも遅く、高校1年。国鉄の蒸気機関車が消える前の年でした。それ以前、小学校4年の時から鉄道に興味を持っていたにも関わらず、その興味の対象はまったく蒸気機関車オンリーだったのです。たまたま「SLダイヤ情報」の中に旧型電機の紹介記事が掲載されていて、そこで初めて電気機関車のさまざまな形式というものを知ったわけでして・・・。まったくそれまでは無知だったのです。そこで目に飛び込んできたのがEF57という機関車でした。茶色の車体、デッキ、車体から飛び出したパンタグラフ、といういかにも俊敏そうな姿を見て、一目で気に入ってしまいました。
 それからというもの、ヒマを見ては東北線の白岡や栗橋へ出かけるようになりました。ところが・・・。
 新幹線の博多延長で山陽路の夜行急行列車が廃止になったために、下関や広島方面にいたEF58が余剰となって4両が竜華に、10両が宇都宮に転属になってきました。竜華に来たゴハチは阪和線のEF52を駆逐し、宇都宮に来た10両はEF57の運用に割り込んできて、哀れそれまではEF57の独擅場だった東北線の客車列車の先頭に立つようになり、EF57は1台、また1台と廃車に・・・。EF57が先頭に立つ確率はかなり低く、祈るような気持ちで待っていても先頭は青いEF58・・・。「なんだよ、ゴハチかよ〜、ふざけんなよ!」と悪態をついていたものです。(子供だったですね〜)当然カメラは向けませんでした。ゴハチファンの方には信じられないでしょうが、このころ、東北線ではEF58は「ヒール」だったんですよ・・・。なんか室蘭線からC57を駆逐したDD51ととイメージがダブるんですよね。(被害者はどっちも同じ「57」)
 先頭に茶色い車体が見えると、「やった!ゴナナだ!」と狂喜したものですが、可哀相だったのは1号機。EF57のチャームポイントといえば、なんと言っても車体から飛び出したパンタグラフだったのですが、この1号機だけは、EF56の流れを組んで、パンタグラフが真ん中に集まっていたのです。
「あ〜らら、トップかあ・・・」(←バチアタリ!)
なんて言いながらシャッターを切っていたのでした。(^^;)
この1号機、なかなか元気で頻繁に運用に入ってきました。

EF571号機の牽引する123レ(白岡〜久喜)

正しいEF57(?)はパンタが出てます!(白岡〜久喜)

急行「八甲田」を牽引するEF57.飛び出したパンタのせいか、電機には珍しく後追いも絵になるカマでした。

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