塩郷  食事場所:なし。  酒:入手不可能

駅通過時刻 1001レ 10:54 732レ 13:42
1003レ 11:59 1002レ 14:46
101レ 12:42 1004レ 15:28
1005レ 13:45 102レ 15:52

地図 塩郷

(国土地理院発行1:25000地形図「家山」より転載)

 大井川の流れが一番広く感じるのはこのあたりではないでしょうか?
 駅対岸には久野脇キャンプ場があり、夏場の休日は子供たちが水遊びをしている姿が見られます。
塩郷サミット(上下列車とも)
 地名を通過した下り列車は地名トンネルをくぐり、大井川の左岸に出ます。トンネルを出たあたりからすぐ東側に国道が併行する形になり、そのまま大きく左にカーブを切って、曲がりきったあたりが塩郷のサミット、サミットを下りるとほどなく塩郷駅です。
 この塩郷サミットは塩郷駅から金谷寄り500m弱の地点ですが、短い区間ながら金谷側に18‰、千頭側に17‰→20‰となっています。そういう意味では煙を期待したくなる場所ですが、ここも「不確実性」の高い場所でして・・・。(^^;
 というのも、下り列車の場合、地名からほぼL(もしくはやや下り)で来た列車は、そのまま勢いでこの小さなサミットを越えてしまうこともあり、その場合は当然スカスカに。(^^;
 上り列車の場合は、やはり北の松島変電所あたりから塩郷駅にかけての20‰の下り勾配の勢いでこのサミットを越えてしまうこともあり・・・。要は条件次第で惰性で越えてしまうこともできる小さなサミットなんですよね。(^^;
 ここは、塩郷駅から国道に沿って戻るように数分歩くと、右手に小さな屋根のある展望所兼駐車場があります。この前後から上下列車とも撮ることが出来ます(下り列車は正面撃ち、上り列車は後追い)。
 下り列車を撮る場合は逆光になりますが、晩秋から冬にかけてはこのあたりはススキが群生し、逆光に輝く中を蒸機が向かってくるという構図が取れます。線路と同じレベルに下りて撮る場合(この場合は塩郷駅に向かってゆるく左カーブを切ったあたりの外側からだとちょうどサミットを越える瞬間の蒸機を正面から叩けます)は、200mm以上の望遠レンズを選択することになると思います。あまり広いレンズだと、国道のガードレールが入ってしまいますので・・・。

塩郷サミット

 上り列車を撮る場合は、サミットを越えて大きく地名方向へカーブを切って列車が側面を見せたあたりが狙い目になります。レンズは300mmくらいが適当かと。秋はこのあたりが一番いい光が列車に当たります。もしサミットの時点で煙が出ていれば、十中八九その先も煙を引いていきます。風向きさえ悪くなければ印象深い後追いカットが撮れるはずです。ただし晴れた日は露出に注意してください。特にTTL主体で露出を測る方は・・・。やや過剰にアンダー目に振るくらいでないとせっかくの汽車がすっ飛びます。(^^;

塩郷サミット

塩郷吊り橋(上下列車とも)
 塩郷駅のすぐ北側には大きな吊り橋がかかっています。対岸の久野脇キャンプ場への道に通じているのですが、夏場はキャンプ場に向かう観光客が渡っていく姿が見られます。
 この吊り橋はいろんな角度から撮ることができ、上下列車ともからめることができますが、一番一般的なのは河原から見上げる構図でしょうか。塩郷駅から国道を左に5分ほど歩くと、右手に吊り橋の渡り口に通じる坂道があります。吊り橋を渡りきって対岸の道路と合流するあたりに、河原に下りていく小道があります。河原に下りるまで駅から15分程度といったところでしょうか。
 どちらかというと構図的には下り列車のほうが撮りやすいですが、光線状態は上り列車の来る午後のほうがいいですね。また、時折団体のハイキングツアーなどで下り列車が塩郷に臨時停車することがあり、その場合は「塩郷発車」という珍しいシーンを見ることができます。その場合はここから松島に向けていきなり20‰の勾配が控えていることもあって、爆煙発車状態になることが多いですね。

塩郷吊り橋

 さて、吊り橋の渡り口付近からさらに国道を北に歩くと、左手に塩郷ダムの堰堤の上を通る道路が分岐してます。この道路は道幅が狭く、ダム堰堤上でのクルマの離合は不可能ですからクルマ利用の方は注意してください。この堰堤は歩道があって、その歩道上からやや遠景で吊り橋をからめて塩郷駅方向を見ることが出来ます。でもフシギなもので、汽車が来るときって何故か吊り橋の上に人がいなくなっちゃうことが多いんですよね。(-_-;)

塩郷ダムより

 また、堰堤を渡り切ったあたりからは逆に水のたたえられたダム湖を前景にして走る列車を捉えることもできます。ここも駅から徒歩15分程度です。

塩郷ダム

 久野脇キャンプ場(上下列車とも)

久野脇キャンプ場から

 先ほどの吊り橋を渡って、突き当たった道を左に進むと、数分で久野脇キャンプ場に向かって降りていく道が左に分岐しています。この道を降りていくとキャンプ場入り口になりますが、その入り口の手前で左に進むと大井川の堤防に出ます。この堤防の上から、あるいは河原に下りて対岸を行く列車のサイドを撮ることができます。
 河原に下りれば場所は広いため、お好みの場所から狙うことが出来ます。地名トンネルを出たあたりから、塩郷サミット、さらには塩郷駅、吊り橋まで全て撮影可能です。
 夏休みになるとここは大勢のキャンプ客が水遊びをしていて、それをからめて撮るのもまた一興かと。
 またまれにアユ釣りの人がいるケースもあります。(もっとも水遊びの多いときは釣り人はあまりここに近づかないようですが・・・)
 第一橋梁など並んで水遊びのメッカ(?)でもありますから、家族連れで撮影に来られる場合は最適かと。(^^ゞ
 ちなみにこのキャンプ場(正式名称「久野脇親水公園キャンプ場」)、テントキャンプは110張(貸しテントあり)、オートキャンプは34区画あります。バーベキュー用の鉄板や飯盒もレンタルしてくれますし、グランドゴルフ(8ホール)なんかもあったりするので、撮影の合い間に十分遊べます。「お父さんばかり楽しんでる!」なんてことは言われずに済むかも。(^^;
久野脇キャンプ場から
 ここからは、ほぼ真横に塩郷サミットを見ることができますが、先ほど書いたように松島からの下り勾配の勢いを駆って惰性で越えてしまって煙スカスカの場合(上の写真はまさにソレ)と、塩郷駅手前あたりから再力行をかける場合とがあります。この2つのケースの違いは、補機の有無なんだろうと私はず〜っと思っていたんですが、どうやらそればかりではないようで・・。
 最近聞いた話ですが、松島変電所(この近くにもキャンプ場がありますが・・・)あたりから塩郷に下ってくるところは、上り列車にとって見通しの悪いカーブでしかも20‰の下り勾配。バック運転の乗務員によっては「コワイ」という神経が働く人もいるようで、そうなると思わず列車の速度を制限以上に緩めてしまうそうです。そうすると惰性が足りなくなってサミット手前で力行する必要があるそうで。逆に心臓の強い乗務員(?)の場合はあまり減速せずに下ってくるのでスカスカで通過・・・ということなんだそうです。要は煙はその日どちらのタイプの乗務員が加減弁を握るかで左右されるということになるわけですね。(^^;